津和野町のD寺様にて歴住塔&寺族墓を建立!その1

2022/12/23
こんにちは!森本石材のHPブログにお越しいただき誠にありがとうございます!
本日のモリモトブログは「戦う石屋さん」として格闘家としても最近各方面からの注目を集めている益田支店長のケンスケが担当させていただきます!!

今回のブログでご紹介させていただくのは津和野町の曹洞宗寺院・D寺様にてお創りさせていただいた歴住塔と寺族墓の工事になります!
とても長くなってしましますので今回と次回の2回に分けてご紹介させていただきます(^-^

まずはD寺様・歴住塔(歴代のご住職のお墓)からいきましょう!
歴住塔をお創りさせていただくのはこちらの場所、お寺の裏山で寺領が見渡せる場所にお創りさせていただきます!
まずはこの場所に在ったお墓を移動して整地からとなります。

歴住塔建之予定地より移動したお墓は一段上の場所に綺麗お掃除してから据え付けさせていただきます👍

お墓の移動&整地が出来ましたら基礎工事に取り掛かっていきます(^-^
生コン車にコンクリートを運んできてもらい、石屋さん御用達の運搬車、ATEX製「力石くん3号」で墓所まで生コンを運搬していきます!

ベース基礎の生コン打設中の様子です!打設厚は約15cmで骨材には10mm鉄筋を20cm間隔で配筋しております👍

道幅・勾配がギリギリの階段を昇降して運搬しています(^-^;
まだ運搬車が搬入出来るだけありがたいことです!!

ベース基礎の生コン打設後、生コンがしっかり乾燥するまで数日養生しましたら石工事に取り掛かっていきます。
まずは外回りの巻石外柵です。
この外柵がこれから上に建つお墓のあらゆる基準になりますのでバッチリ水平・真っ直ぐに据え付けていきます!

巻石外柵の据付けが完了しましたら今度はお墓そのものが乗る基礎を作っていきます。
一番重たいお墓本体が乗りますので強力で頑丈な基礎を作ります👍
下の写真はバイブレーターで生コンの中の空気を抜き、より密度の高いコンクリート基礎となるようにしています(^-^

墓石本体の基礎コンクリ―トを打設後、またしっかり乾燥するまで数日養生しましたらいよいよ墓石本体の建之を行っていきます。
下の写真は基礎石の芝台(四つ石)の接合部分に金具を取り付けているシーンです。

納骨室を据え付けています。一つの部材を組むごとに必ず水平を確認しながら組んでいきます。

納骨室天板を「三脚」を用いて据え付けています!
クレーンが搬入出来ない場所ではこの三脚か人力のどちらかです。
人手が必要な工具ですので社長も手伝ってくれてます(^^♪

そのまま三脚で本体を建之して耐震目地などの仕上げを行っていきます。

D寺様の歴住塔、完成です!!

こらからD寺様の代々のご住職様が安心して入られますよう全力で心を込めてお創りさせていただきました!!(いつも全力ですが)
墓石本体には歴住塔に相応しい国内屈指の高品質石材である愛媛県産/伊予・大島石を使用させていただきました!
D寺様、この度は当店にご用命を賜り誠にありがとうございました。

次回は同じくD寺様のご住職のご家族が入られる「寺族墓」の工事をご紹介させていただきます!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
是非また森本石材のホームページ・ブログにお越し下さい。

令和4年12月23日
(有)森本石材/森本健介