櫛代賀姫神社様にて大鳥居の修繕をさせていただきました!!

こんにちは!森本石材のホームページ・ブログにお越しいただきまして誠にありがとうございます!

9月もスパートに入り朝夕は冷え込む日も多くなってきましたが皆様体調管理はバッチリでしょうか?

ビタミン・ミネラル・プロテインをしっかり摂取して風邪をひきやすい季節の変わり目を乗り切っていきましょう。

 

さて与太話は置いておきまして、本日9月29日のモリモトブログでは益田市久城町の櫛代賀姫神社にて大鳥居の修繕工事をさせていただきましたのでご紹介いたします!

櫛代賀姫神社(クシロカヒメジンジャ)といえば益田市では獅子舞・角力(相撲)・針供養の特殊神事や絶好の夕日スポットといったこともありかなり有名な神社ですのでご存じの方も多いと思われます。

今回修繕させていただいた大鳥居は普段皆さんが参拝されている神社境内の場所ではなく、神社下の川沿いの道に続く入り口の大鳥居になります。おそらく元はこちらが神社に参拝する道だったのでしょう。

下の写真は工程の打ち合わせをする当店の施工スタッフ達と助っ人で岡山県の北木島(お笑い芸人・千鳥の大吾さんの故郷)から駆けつけて下さった天野石材さんと鳥居を吊り上げるラフタークレーンの操縦をしてくれる益田市の(株)ワークスさんです!

 

まずは高所作業車を使用して破損ヵ所を近くで確認します。

どうやら固定の為に打ち込んである「鉄芯」が錆びて折れており、地震等の外からの衝撃を受けた際に耐えられずに石と石の接合部分がズレてしまっていたようです。

大正初期に建てられた鳥居ですので無理もありませんね。

鳥居は絶妙なバランスで建っており、少しの「ズレ」が崩落に繋がり大変危険ですので早急に修繕を行っていきます。

 

 

神社銘を刻んだ額束(ガクヅカ)をクレーンで吊り上げて維持した状態で、鳥居の一番上の笠木(カサギ)の据え直しを行います。

据え直す際にはもちろん最新の耐震材を使用して固定していきます。

石部材を外す際にたくさんの小石が鳥居の上に乗ってました(^^ 子供の頃鳥居の上に石を上手に載せられると願いが叶うとか言って僕も近所の神社で石を乗せてましたけどどこでもやるんですね(笑)

 

ズレていたヵ所をバッチリ組付けましたら工事完了です!ありとあらゆる角度からズレが無いか数人で確認してばっちりジャストフィットしたことを確認します!

弊社社長 石頭モリモトの適切な指示のもとバッチリと補修工事完工いたしました!

これで安心して近所の方達も神社に参拝出来ることでしょう!

 

 

工事後に工事中や他の破損ケースについて熱く語り合う石屋さん達の図です

とみせかけて実は「昼飯何食べようか?」と話しています。

今回の様な鳥居に限らず、昔に建てられたお墓や神社の灯籠等がズレた、傾いた、倒れた等のことはやはりどうしてもおきてしまうことです。

普段からしっかりと注意して見ておき、不自然な箇所があればなるべく早くプロに確認してもらうようにするのが安心に繋がります!

もし何か壊れそうな所を見つけてしまった!そんな時は是非、島根県西部屈指の墓石・墓所・社寺石造品のプロフェッショナルである森本石材にご相談下さい!

 

この度の工事でお力添えを頂きました天野石材様、鳴本石材様、おかげ様で大変スムーズかつ高品質な施工を行うことが出来ました。

森本石材スタッフ一同感謝しております。遠方からご協力頂き誠にありがとうございました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。是非また森本石材のホームページ・ブログにお越し下さい。

令和2年9月29日

(有)森本石材/森本健介